バルサの久保 FC東京下部組織入り
J1・FC東京の大金直樹社長(48)は14日、スペイン1部・バルセロナの下部組織に所属していた久保健英(13)がFC東京U-15(15歳以下)むさしへの登録が12日に完了したことを明かした。17日の関東ユース(U-15)サッカーリーグ1部・大宮ジュニアユース戦から出場可能となる。
川崎のU-10に所属していた11年8月に、当時10歳だった久保はバルセロナの下部組織に所属チームを変更した。バルセロナが昨年4月に18歳未満の外国人選手について、移籍や登録に違反があったとして国際サッカー連盟(FIFA)から処分を受けており、1年半以上公式戦でプレーできない状態が続いていた。
既に帰国している久保は、4月12日から19日に行われたU-15日本代表のインドネシア遠征に参加する以前から、FC東京で練習を行っていた。
久保の所属先については、複数のクラブが獲得に動いていた。大金社長は「(久保側の)希望があったので受け入れることになった」と経緯を明かし、「特別扱いはしないし、昇格が保証されているわけでもない。日本代表や五輪代表を背負って立つ選手になってほしい」期待を寄せた。