【バンクーバー共同】サッカー女子のワールドカップ(W杯)カナダ大会で日本の1次リーグ第1、2戦や決勝の会場となるバンクーバーの屋内競技場、BCプレースが3日、報道陣に公開された。張り替えられたばかりの人工芝は毛足が長く、鮮やかな緑色だった。
人工芝でのW杯開催には有力選手が反対し、けがのリスクが高まるとの声もあった。この日は実験器具を用いてピッチの硬さやボールの転がりなど、さまざまなテストにクリアしたことを実演。国際サッカー連盟(FIFA)の担当者は「靴を脱いで触れてもらえば分かるが、天然芝と遜色はない。最高品質の人工芝で安全性は問題ない」と強調した。