安藤から丸山に試合後、骨折知らせる
前日本代表FWの丸山桂里奈(32)=大阪高槻=が、8日(日本時間9日)に行われた女子W杯カナダ大会初戦のスイス戦で左足を骨折した親友のFW安藤梢(32)=1・FFCフランクフルト=から試合直後にメールを受け、骨折を知らされて号泣したことを10日、ツイッターで打ち明けた。
丸山は9日の試合後、「神様はどうして急なタイミングで試練を与えるのだろう。神様の意地悪…」とブログに書き込んでいた。実はその時、丸山はもう安藤の骨折を知っていた。
丸山は10日午後、ツイッターで「発表されたので話します。昨日あんちからすぐメールがありました。メールがきた瞬間号泣しました」と打ち明けた。
安藤はメールの中で、「かり(丸山)の分なんもしてない、かりの悔しさぶつけたかったぞ」と代表選出されなかった丸山の心中を思いやり、無念を伝えてきたという。
丸山は「きのうの試合もあんのおかげ、四年前優勝したのもあんのおかげ。今は1日でも早く怪我が回復しますように…」と安藤に感謝しながら回復を祈った。
安藤はスイス戦で、ペナルティーエリア内で相手GKからファウルを受けた後に左足を負傷、その後宮間が決めたPKが日本の決勝点となった。
日本サッカー協会は10日、安藤が左足腓骨外果骨折のためチームを離脱すると発表した。