17年から天皇杯4月開幕 価値高める
日本サッカー協会が11日、2017年以降の天皇杯について、開幕を現行の8月下旬から4月に変更することや、原則、国際Aマッチデーでない平日に開催することなどを発表した。なお、準決勝を年末、決勝は元日に行う。
出場チームは88とし、前年のJ1、J2(40)と47都道府県選手権の優勝チーム(47)とベストアマチーム(1)が出場する。
1回戦は47都道府県代表とベストアマの48チームが1回戦を行い、J1、J2は2回戦から出場する。15年、16年大会に導入したACLシード枠は廃止される。
4月開幕とすることで12月に天皇杯が連戦となることを避ける狙いがある。また、国際Aマッチデーを避けることで、日本代表選手の出場も可能になる。原博実専務理事は「大きな改革の第一歩です。天皇杯をより良い大会にしたい。カレンダーを良くして、天皇杯の価値を高めたい」と大会改革の意義を訴えた。