カズ「11」の後輩・宇佐美を評価
「国際親善試合、日本4-0イラク」(11日、日産ス)
元日本代表のFW三浦知良(横浜FC)が試合を観戦し、背番号「11」の後輩になるFW宇佐美貴史(G大阪)を高く評価した。
ベージュのスーツに、日本代表のチームカラーと同じ青いネクタイでスタンド観戦したカズは、宇佐美のプレーを「良かったと思いますよ。躍動してた」と振り返った。
ただ、現役選手としては、やはり代表戦は血が騒いでしまうようで、「ピッチに立ちたいですよね。そういう気持ちにさせてくれる」と日本代表への熱い思いは相変わらずだった。
イラク代表と言えば、カズが93年に体験したW杯アメリカ大会アジア最終予選での“ドーハの悲劇”の対戦国でもある。22年ぶりにイラク代表のプレーを目の当たりにしたというカズだが、今はそれほど強い意識はなく、「日本の方を見ていましたから。DFラインの動きとか。敵の方まで見るのはなかなか難しいですよ」と笑った。
4月に負った右太もも裏痛からの復帰を目指しており、「月曜日(15日)の練習試合に出ようと思っています」と実戦復帰が間近であることをうかがわせた。