なでしこ佐々木監督、病床の選手には…

 女子サッカーの日本代表「なでしこジャパン」の佐々木則夫監督が、負傷で病床にある選手にぬいぐるみを贈ることを習慣としていることが19日までに分かった。

 サッカー女子W杯の初戦スイス戦で左足首を骨折した安藤梢が16日に手術を受け、成功したことを親友の丸山桂里奈が公式ブログで伝えた。

 そのブログの中で丸山は、左足にギプスを巻いてベッドに横たわる安藤の写真を掲載した。安藤は右手にクマのぬいぐるみを抱えていた。

 そのクマについて、丸山は「あんちが持ってるくまさん人形はのりさんからのプレゼントです くまおって名前らしい」と明かした。

 さらに丸山は、安藤が「かりの時はもっと大きくなかった?」と気にしていたことも打ち明け、自身が佐々木監督から贈られたぬいぐるみを抱く写真を添えた。

 丸山が贈られたのは前回のW杯で右膝を負傷、手術を受けた際のものと思われ、「のりさん怪我した選手に人形をあげるのが定番らしいです 気持ちこもってるな~」と佐々木監督の思いやりを感じ、自分のクマに頬ずりした。

 安藤が去った後のなでしこジャパンは、W杯のベンチに安藤のユニホームを着せたシロクマのぬいぐるみを置き、一緒に戦っている。

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