ミラン本田が初ゴール!開幕戦も先発?
「イタリア杯・3回戦、ACミラン2-0ペルージャ」(17日、ミラノ)
サッカー・イタリア杯3回戦、ACミラン対ペルージャ(セリエB)がイタリア時間17日夜(日本時間18日早朝)、ミラノのサン・シーロ・スタジアムで行なわれ、ミランの日本代表MF本田圭佑は先発出場し、公式戦でチーム初のゴールを決めた。ミランは2-0で勝利をおさめた。本田の得点は昨年10月のセリエAのベローナ戦以来、約10カ月ぶり。
本田は4-3-1-2のトップ下でプレーした。前半4分、本田はFWバッカからのボールを受けシュートしたが、ペルージャGKに弾かれた。
そして10分にはDFアントネッリからの短いパスに、エリア内でフリーだった本田が合わせて押し込みゴールを決め、ミランの先制点となった。
15分にも約25メートルの距離の右FKを蹴り、直接ゴールを狙っていったがGKに阻まれた。28分には本田とバッカのワンツーでチャンスを作り、FWルイス・アドリアーノの2点目に貢献した。
また32分にはゴール前で左サイドからバッカ、そしてルイス・アドリアーノと横に流れるようなパスを受けた本田がシュートしたが、右外に外れた。35分にも右サイドからミドルシュートを狙って行った変だったものの、これも得点にはつながらなかった。前半は2-0で終了した。
後半に入って10分、本田はフリーでいたバッカにチャンスボールを挙げたが、バッカのシュートは決まらなかった。そして24分に本田はメネスと交代した。試合はペルージャに退場者が出るなどした結果、2-0のままだった。
今季初得点にも試合後、本田はミックスゾーンを無言で通り抜けた。
ミランのミハイロビッチ監督は試合後、本田について「FWと息が合ってよかった。セリエA初戦のフィオレンティナ戦に先発するか?本人次第だ。今日はゴールも決めたし、いいプレーをした。ボール・ポゼッションもできていたし、私の要求にうまく応えた。とても満足している」と評価していた。