前半は2-0…会場からブーイングも

 日本-アフガニスタン 前半、2点目のゴールを決める森重(6)=テヘラン(共同)
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 「W杯アジア2次予選、アフガニスタン-日本」(8日、テヘラン)

 サッカー日本代表は8日、イラン・テヘランのアザディスタジアムでロシアW杯2次予選・第3戦となるアフガニスタン戦に臨み、前半を2-0とリードして折り返した。

 10分にMF香川真司(ドルトムント)の2試合連続となるゴールで先制。左サイドのFW原口元気(ヘルタ)からパスを受けた香川は中央やや左、エリア外から右足を振り抜き、低空の軌道でゴール左隅に決めた。35分にはDF森重真人(FC東京)が追加点。DF長友佑都(インテルミラノ)の後方からの速いボールをCK後のためゴール前に残っていた森重がヘッド。一度は相手GKの好セーブに阻まれるが、ゴールラインを割りそうになったところをFW本田圭佑(ACミラン)がスライディングで折り返し、ゴール前の森重が左足で押し込んだ。

 2点目のVTRが流されると、収容9万人を誇る会場のアザディスタジアムがブーイングで包まれた。体を投げ出した本田の折り返しが、ラインを割ったのではないかというアフガニスタン・サポーターの声だ。この試合、日本は2次予選で初めてとなる“アウェー”での試合となるが、アフガニスタンが政情不安のため、中立国のイランで開催される運びとなった。FIFAランク58位の日本はここまで2戦1勝1分けの勝ち点4でE組暫定順位は3位。同ランク130位のアフガニスタンは2戦1勝1敗の勝ち点3で暫定4位となっている。

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