【チューリヒ共同】リンチ米司法長官は14日、訪問先のスイスで記者会見し、国際サッカー連盟(FIFA)の汚職事件について「精力的に捜査を続けている。捜査の範囲は無限だ」と述べ、捜査が拡大していることを強調、今後さらなる訴追も想定していると語った。
FIFAを揺るがした汚職事件をめぐっては、ブラッター会長の関与の有無が焦点となっている。しかし長官は「個別のことは何も言えない」と述べ、具体的な捜査の見通しについてはコメントを避けた。
会見には米当局と協力しながら、独自に捜査を続けているスイスのラウバー検事総長も同席した。