ハリル氏 ラグビー代表見習う

会見するハリルホジッチ監督=JFAハウス(撮影・田村亮介)
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 サッカー日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督(63)が1日、ロシアW杯アジア2次予選・シリア戦(8日、オマーン・マスカット)とイランとの親善試合(13日、イラン・テヘラン)に出場する日本代表メンバーを発表した。会見冒頭で、ラグビーW杯イングランド大会で南アフリカを撃破したラグビー日本代表について言及。ラグビー代表がそうしたように、相手をリスペクト(尊敬)し過ぎず、自信を持つべきだと力説した。

 メンバー23人を発表する前に、「ラグビーの監督の話をしないといけません」と切り出した。ラグビー日本代表は約5カ月間の強化合宿をして、W杯直前準備をしてきたことに触れ、「ラグビーの監督さんは5カ月準備をしたと言っていました。5カ月後に南アフリカに勝とうと言っていました。例えば、恐らくわれわれが急に世界一になろうというようなものです。彼らはものすごくトレーニングをして、かなり働きました。5カ月間、かなり苦労をしたと思います。最後にはすべてが報われた。日本のラグビー界の歴史にかなり大きな結果を残した」とそのチャレンジスピリットを取り上げた。

 そして、「彼ら(ラグビー)のコーチが1人1人言っていたフレーズがあって、日本人はリスペクトしすぎだ。自分自身をリスペクトしていない(自信を持っていない)。それをサッカーの選手にも感じることがあります。それもあって、私の口からは勝利ということを口にしています。勝つための準備だよと言っています」と、ラグビーを見習って、勝者のメンタリティーを持つ必要があると訴えた。

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