南野拓実ハリルJ初選出 清武は復帰

新戦力を発表するハリルホジッチ監督=JFAハウス(撮影・田村亮介)
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 日本サッカー協会が1日、ロシアW杯アジア2次予選・シリア戦(8日、オマーン・マスカット)とイランとの親善試合(13日、イラン・テヘラン)に出場する日本代表メンバー23人を発表した。FW南野拓実(20)=ザルツブルク=がハリルホジッチ監督就任後では初めて、日本代表に招集された。

 南野は今季、リーグ戦でリーグ3位となる5得点(日本時間10月1日時点)と好調で、得点力のある選手を探し求めているハリルホジッチ監督の要求にも合致する。また、MF清武弘嗣(ハノーバー)も右足第5中足骨骨折で6月の合宿を離脱して以来の代表復帰を果たした。

 南野についてハリルホジッチ監督は「現代フットボールに適応するアタッカー。右も左もできますし、効果的なプレーができます。ゴール前でしっかりフリーになってフィニッシュのところに顔を出してくれる。彼のプレーで一番面白いと思われるのはボールがないところの動きですね。常に得点を取る、もしくは取らせるポジションにいます。リーグ戦でもカップ戦でも点を取っていますね」と高く評価した。

 さらに、「数年後には日本代表にとって、ものすごく効果的な選手になると予想します。今のところ、ゴール前の効率性で私たちはハイパフォーマンスになっていませんから、彼が必要です。まだ20歳ですし、若い世代を信頼して使いたいと思います。若い世代でもうまい選手がいれば躊躇なく入れたい」と得点力不足解消の起爆剤として期待した。

 また右サイドバックとして、負傷した酒井宏樹(ハノーバー)に代わって塩谷司(広島)を招集。MFでは柏木陽介(浦和)を選んだ。柏木は8月の東アジア杯でハリル・ジャパン初選出されたが、負傷で辞退している。

 以下、今回の代表メンバー。

 ▽GK 西川周作(浦和)、東口順昭(G大阪)、六反勇治(仙台)

 ▽DF 吉田麻也(サウサンプトン)、丹羽大輝(G大阪)、槙野智章(浦和)、森重真人(FC東京)、酒井高徳(ハンブルガーSV)、塩谷司(広島)、長友佑都(インテル・ミラノ)、米倉恒貴(G大阪)

 ▽MF 長谷部誠(E・フランクフルト)、山口蛍(C大阪)、柏木陽介(浦和)、柴崎岳(鹿島)、香川真司(ドルトムント)、清武弘嗣(ハノーバー)

 ▽FW 本田圭佑(ACミラン)、南野拓実(ザルツブルク)、原口元気(浦和)、宇佐美貴史(G大阪)、岡崎慎司(レスター)、武藤嘉紀(マインツ)

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