所属クラブが見付からないことから代表を外れているサッカー元日本代表ＧＫの川島永嗣（３２）が８日、公式ブログを更新し、ベルギーで練習を重ねながらめげずに新たなベースを探している現状を報告した。

　川島はチームに一つしかポジションがないゴールキーパーの特殊性に言及しながら、取り分け「ヨーロッパにおけるゴールキーパーマーケットの難しさ」などと、クラブ側が慎重になる事情を説明した。

　そして現在はベルギーにいて練習しながら「今新たなチャレンジのスタート地点にいるんだ、と思っています」と、決して精神的にめげてはいないことを強調した。

　むしろ「こういう時期だからこそ、もう一度、心と体を鍛え直して、これから先のキャリアに向けて、新たなベースを築いていく時間にしたいと思います」と、こんな状況を糧にするべく、前向きにとらえているという。

　１日の代表発表の席で、バヒド・ハリルホジッチ監督は「エイジとはコンタクトを取り続けている。出来るだけ早く決まって欲しい。まだメンタルが回復したわけではないので、元気づけるために連絡を取りたい」と話していた。