ハリル氏、シンガ戦「リベンジです」
日本サッカー協会が5日、アウェーで行われるW杯ロシア大会アジア2次予選のシンガポール戦(12日)とカンボジア戦(17日)の日本代表選手を発表した。ハリルホジッチ監督はシンガポール戦について、0-0に終わった6月のホーム戦の「リベンジです」と宣言。10月の代表戦メンバーから6人を変更して競争を促しながらも、シンガポール戦、カンボジア戦の必勝を誓った。
6月のシンガポール戦は日本がゲームを圧倒的に支配し、23本のシュートを放ちながら相手GKイズワンにファインセーブを連発されるなど得点できず、引き分けに終わった。この結果を「まだ飲み込めていません」と苦々しい表情をしたハリルホジッチ監督は「こんな日もあるのだなと。我々のリベンジと思わなければならない。自分自身を批判しなければならない。もう1回言いますが、我々のリベンジです」と強調した。
対策としてシンガポールとカタールの試合を見たという指揮官は「カタールが1点目を決めた時に左サイドがセンタリングを上げて、右サイドが点をとった。それで4-0の試合になった」と振り返った。「左サイドバックがセンタリングをして、右サイドバックが点を決めることはありえる。我々もやろうじゃないか」とサイドバックが得点を狙うことも示唆した。