U23室屋「長友+内田」を目指す
サッカー男子のリオデジャネイロ五輪最終予選を兼ねたU-23(23歳以下)アジア選手権で優勝し、6大会連続の五輪出場権を獲得した日本代表が31日、カタールから羽田空港に帰国。チーム唯一の大学生で、右サイドバックとして攻守で貢献したDF室屋成(21)=明大=は「長友選手と内田選手のいいとこ取りをしたい」と、目標を明かした。
本職の守備に加え、準々決勝のイラン戦では決勝ゴールをアシストするなど、攻撃の起点としても活躍した室屋は「攻撃も守備もまだまだです」と、より高いレベルでのプレーを自らに求めた。
理想に挙げたのは、同じポジションで、欧州でも活躍している日本代表の先輩2人。「長友選手と内田選手のいいとこ取りをしたい。体もまだまだだし、技術的にもミスが多いので」。長友のフィジカルと内田のテクニックを併せ持ったサイドバックを自身の完成形として掲げた。
リオ五輪本戦では、アジアだけではなく世界の強豪とぶつかるだけに、「すごい身体能力が高い選手も止められるようにしたい」と鼻息を荒くした。