G大阪 新ホーム裏の設計者は遠藤?

Jリーグプレスカンファレンスで今季の抱負を語ったG大阪・岩下。右は青山=都内のホテル(撮影・堀内翔)
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 Jリーグが18日、都内で今季開幕を前にした「2016Jリーグプレスカンファレンス」を開催した。2年ぶりのJ1優勝を目指すG大阪からはDF岩下敬輔(29)が出席。今季からホームスタジアムになる市立吹田サッカースタジアムの施設に、チームの象徴的存在であるMF遠藤保仁の「自己満足」が取り入れられていると告白した。

 新ホームで28日に行われる鹿島とのJ1開幕戦へ向けたインタビューでスタジアムの話題を振られると「一番下の席だと選手と同じ目線で見ていただける。その辺も来て体感してほしいなと思います。すごくいい雰囲気なので」と、その臨場感をアピールした。

 一方、サポーターの目につかない選手用の施設部分については、「うちの遠藤選手がすべて、選手の要望を会社の人たちに伝えてやっている」と遠藤がとりまとめ役になってつくられたという。ただ、「僕ら選手みんなが、というよりも遠藤選手の“自己満”で」と設計の内幕を明かした。例えば、コンセントの充実が遠藤から提案され実現したといい、岩下は「経費削減と言っていた割には遠藤選手の言うことはクラブは聞くんだなと思いました」と振り返った。

 遠藤が“裏の設計者”であるかのような内情はリップサービスも含まれているだろう。14日には名古屋とのこけら落としも行われ、選手・スタッフの話し声までがスタンド前列に聞こえてくる臨場感が話題となっている。岩下は「攻撃的な選手がたくさん入ったので見てほしい。サポーターと一緒になって勝利に向かっていく姿勢を見てほしいなと思います」と意気込んだ。

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