J2・讃岐が昇格後初の開幕2連勝
「J2、讃岐2-1東京V」(6日、Pikaraスタジアム)
讃岐がホーム開幕戦で東京Vを下し、J2昇格3年目で初の開幕2連勝を飾った。
持ち味の堅い守りをベースに主導権を握った讃岐は前半12分、左サイドの攻撃からMF岡村和哉(28)が中央へクロスを上げると、MF永田亮太(30)が胸トラップから左足を振り抜き、先制ゴールを突き刺した。
後半は東京Vにボールを回され守備に追われる時間が続いたが、守護神のGK清水健太(34)が好セーブを連発。すると後半29分、讃岐に大きなチャンスが訪れる。中央をドリブル突破したFWアランから右サイドへ展開。FW馬場賢治(30)が上げたクロスボールを中央でMF高木和正(31)がつなぎ、最後はMF仲間隼斗(23)が右足で冷静にネットを揺らした。
2点のリードを奪った讃岐は後半ロスタイムに失点を喫したものの、1点差で逃げ切った。
昨年もホーム開幕戦でゴールを挙げた永田は「先制点が大事だと思っていた。いいボールを上げてくれたので決められた」と笑顔。横浜FCとの開幕戦に続き2試合連続ゴールとなった仲間は「相手もコースも見えていて、完璧だった。点を取るという部分では、今年のチームは昨年よりパワーアップしていると思う」と話した。