澤穂希さん、なでしこの問題点を指摘

 元日本代表MFの澤穂希さん(37)が6日、NHKの「サンデースポーツ」に出演し、五輪出場が絶望的となった日本代表の問題点などを指摘した。

 リオデジャネイロ五輪アジア最終予選に臨んでいる日本は、ここまで3試合で1分け2敗で勝ち点1。澤さんは今大会の戦いについて「今までうまくいかなかった時があっても、試合中にみんなで修正する、修正能力というのがあったんですけど、今大会は全くそれが見られない。試合中にコミュニケーションを取って修正しないといけないと思いますね」と指摘した。

 主将を務める宮間あやに負担がかかっているとの見方も語った。「想像されるのは、宮間選手一人に任せっきりなのかなと思います。もっといろんな選手がコミュニケーション取って、発言して修正するというのが必要なことかなと思います」と、チーム全体でコミュニケーションを密にする必要性を説いた。

 さらに次世代のなでしこにも言及。「チームコンセプトをまずはっきりさせてもらって、若手、今回でいうと横山選手とか、中島選手とか新しい選手が入って、流れを変えられる選手が増えているので、少しずつ変えていけたらいいなと思っています」と、世代交代にも触れた。その上で自身が果たす役割については「はっきりしたことは分からないんですけど」と前置きした上で「何か携われることがあれば、やっていきたい」と語った。

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