U23 富樫、プロ初先発でも得点
「サッカー・国際親善試合、U-23日本-ガーナ」(11日、鳥栖ベストアメニティスタジアム)
U-23日本代表の3点目を決めたFW富樫敬真(けいまん)は“持ってる男”だった。関東学院大に在籍していた15年、横浜Mの特別指定選手としてJリーグ初出場を果たした9月19日のFC東京戦でJリーグ初得点となる決勝ゴールをマーク。横浜Mにプロとして加入した後も節目のゲームには必ず得点を決めている。
今季のJ1第3節新潟戦。それまで2試合途中出場だった富樫は初スタメン出場を果たした。すると前半25分にプロとしての初得点をマーク。2-1の勝利に貢献した。
さらに4月6日にはナビスコ杯に初出場、初先発を果たしたが、この試合でも前半5分に先制ゴールを挙げた。この試合には1-3で敗れたものの、初ものに無類の強さを発揮している。
4月の静岡合宿でU-23代表に初招集されたばかり。今回のガーナ戦がU-23代表初出場、初スタメンとなった試合で、いきなり結果を出した。無印ストライカーが、五輪代表18人枠の争いに名乗りを上げた。