富樫敬真U23FW争い殴り込み弾

 ガーナに快勝し健闘をたたえ合う日本イレブン=ベアスタ
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 「サッカー・国際親善試合、U-23日本3-0ガーナ」(11日、鳥栖ベストアメニティスタジアム)

 U-23日本代表の3点目を同代表初出場、初スタメンのFW富樫敬真(けいまん)が決め、リオ五輪メンバー入りの競争に名乗りを上げた。前半30分にFW浅野から前線で受けると前に出てきたGKの頭上を抜くループシュートでゴールネットを揺らした。

 メンバー選考の上で重要な意味を持つ強化試合。前線で体を張り、基点になるべく奮闘した。得点については「思ったよりもトラップがデカくなっちゃったんですけど、珍しく冷静になれたので、決められて良かったです」と喜んだが、フル出場したこともあり、終盤はプレーに顔を出すシーンが減った。「後半は運動量が落ちて、プレーのクオリティーが落ちてしまったので切り替えてやっていきたい」と反省した。

 関東学院大に在学中の昨季、特別指定選手としてJリーグに初出場した9月19日のFC東京戦で、いきなり決勝ゴールとなるリーグ初得点をマークした。今季はプロとして初スタメンとなった第3節、3月12日の新潟戦でも前半25分に先制弾。4月6日、ナビスコ杯初出場となった柏戦でも先制点を挙げた。

 4月の静岡合宿でU-23代表に初招集されたばかりだが、初出場、初スタメンのガーナ戦でもしっかり結果を残した。試合後は「いい時もあったんですけど、(チームメートとの)距離感も含めて(もう一つ)。合流して間もないので、これから良くなっていければなと思います」とさらなる向上を誓った。オーバーエージ枠の使用もうわさされるFWで、手倉森ジャパンの秘密兵器となるか。

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