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力士に「汗を拭け」と通達

2014年7月18日

 日本相撲協会審判部は名古屋場所6日目の18日、汗を拭かずに相撲を取る力士が散見されることから異例の通達を出した。東西の支度部屋に「控えに入る前に必ず汗を拭くこと。関取衆は時間いっぱいの際、必ず汗を拭くこと」との張り紙を掲示した。

 横綱白鵬や幕内大砂嵐らのように、上半身を流れる汗を丁寧に拭かない力士は少なくない。白鵬はかつて土俵下の審判から注意を受けた経験もあり、一部の対戦相手から「体が滑って押せない」との苦情が出ていた。伊勢ケ浜審判部長(元横綱旭富士)は「目立って汗を拭かない人は何人かいる。自覚してもらいたい」と述べた。