元小結豊真将、右膝けがで引退 誠実な土俵態度で人気

 大相撲の元小結で東幕下7枚目の豊真将(33)=本名山本洋介、山口県出身、錣山部屋=が初場所6日目の16日、体力の限界を理由に引退を表明した。年寄「立田川」を襲名し、部屋付きの親方として後進を指導する。引退相撲の日程は未定。

 豊真将は昨年の名古屋場所で横綱日馬富士に押し倒された際に右膝に重傷を負い、3場所連続休場。けがは完治せず、幕下に転落した今場所も出場していなかった。東京・両国国技館で記者会見し「土俵に立つ力はないと判断し、結論に至った。すごく寂しい」と涙で声を震わせた。

 豊真将は、ひたむきな押し相撲や美しい所作など誠実な土俵態度で高い人気を誇った。

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