藤田憲子、涙ぐんで貴ノ浪さんしのぶ
20日に急性心不全のため20日に43歳で亡くなったに大相撲、元大関貴ノ浪の音羽山親方(本名浪岡貞博)について、藤島部屋の女将として若貴とともに貴ノ浪さんの成長を見守ってきたタレントの藤田憲子が22日、読売テレビ・日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜、後1時55分)に出演し、涙ぐみながらその入門時代を振り返った。
藤田は貴ノ浪さんの訃報を「元貴闘力からの電話で知らされました」という。「現役中には病気をしたことがなかったけれど、2003年以降から本当に危ない日もあったというので、心配していました」と、この日が来ることを恐れていた。
藤田はその貴ノ浪さんが中学を卒業して「部屋に来た日の嬉しそうな顔が思い出されます」と、少年時代をしのんで涙ぐんだ。
当時の藤島部屋について「部屋の力士はみんな衣食住が一緒で、誰よりも心がつながっていました」と結束の固さを説明し、その中での貴ノ浪さんについて「新弟子の時、みんなホームシックで泣くのに、貴ノ浪が泣いたのは見たことがない」「期待されているだけに、他の力士より厳しくされたと思いますが、大関になれたのはそれに耐えられた子どもだったから」と、優秀な我が子を見る思いだったようだ。