善光寺で横綱・鶴竜関が土俵入り 災害からの復興願い

 長野市の善光寺境内で15日、御嶽山噴火など災害からの復興を願い、横綱鶴竜関が土俵入りを披露した。

 長野県で昨年、土石流や噴火、地震災害が相次いだため日本相撲協会などが企画した。協会によると、横綱土俵入りは大地を踏んで邪気を払い鎮め、正気を招き寄せるとの意味があるという。

 記者団に「選ばれて光栄」と語った鶴竜関は午後1時すぎ、太刀持ちに豊ノ島関、露払いに勢関を従えて登場。力強い雲竜型の土俵入りを披露すると、集まった3千人を超える見物客から掛け声が上がり、大きな拍手が送られた。

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