阪神猛攻で4連勝!能見が今季初完封
「阪神9‐0巨人」(12日、甲子園)
阪神が鳥谷の4安打など計14安打の猛攻で4連勝。貯金2とし、今カードの勝ち越しを決めた。能見は今季初完封で2勝目(1敗)を挙げた。
打線は二回、2死無走者から、新井良が巨人の先発内海から先制の今季1号ソロ。四回にも新井良は左翼線への適時二塁打を放った。六回には鳥谷、ゴメスの連打で無死一、二塁の好機をつくると、絶好調のマートンが左翼スタンドへ2試合連続となる6号3ランを放った。
能見は初回、2死からアンダーソン、村田の連打で一、二塁のピンチをつくったが、続くロペスを遊ゴロ。四回、無死一、三塁のピンチも、ロペスを一邪飛、阿部、坂本を連続三振に斬って、無失点に抑えた。
鳥谷は七回、巨人の2番手今村から、1死三塁の場面で左中間への適時二塁打を放ち、今季初打点。今季初の猛打賞も記録した。この回、さらに2死二塁からマートンが左前適時打。八回にも2点を追加して相手を突き放した。
試合後、和田監督は能見について「(巨人には)開幕で10点取られたので、相当気合が入っていた。初回から飛ばしてたんだけど、最後までコントロールできていた。申し分ありません」と話していた。