岩崎 五回途中で降板 リード守れず

5回、西武・栗山 巧に同点適時打を浴び帽子を脱ぐ阪神・岩崎 優(左)=甲子園(撮影・保田叔久)
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 「交流戦、阪神‐西武」(29日、甲子園)

 阪神の先発の岩崎は打線に2点の援護をもらいながら、五回途中、同点に追いつかれたところでマウンドを降りた。

 立ち上がりから変則的なフォームから繰り出すキレのあるボールで西武打線をほんろう。二回、四回と得点圏に走者を背負った場面では、強気にストレート主体の投球に変えてピンチを脱した。

 しかし五回、1死から金子侑に左前打を浴び、直後に二盗を決められた。続く秋山には中越えの適時二塁打。さらに2死三塁から栗山に同点となる右前適時打を許したところで交代を告げられた。

 交流戦は初先発だったが、勝利投手の権利を得られず、4月24日以来、約1カ月ぶりの3勝目はならなかった。

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