阪神反攻のカギは和田采配にあり
2014年6月25日
梅野や緒方の起用方法もさることながら、今年はオープン戦から三塁で勝負させてきた今成と新井良の2人を右翼で先発出場させたことも、方針のブレが否めなかった。「阪神の野球とは一体何なのか?その原点にもう一度立ち返るべきじゃないか」と岡氏。交流戦という特別な期間が生んだ悪循環に、阪神はズッポリとはまってしまった感がある。
5月以降、2連勝がわずか2回しかないという和田阪神。気がつけば4位・中日との差が「1」まで縮まり、27日から甲子園で直接対決する。中日はおろか、ヤクルトやDeNAも決して楽な相手ではない。何せ、最下位・DeNAまで4・5差(24日現在)しかないのだ。
小山氏は「ない袖は振れないのだから現状の戦力でやり繰りするしかない。打者はボール球を振らない。先発陣は可能な限り完投を目指す。和田監督にはこれを徹底させてほしい」とし、返す刀で「上位はおろか、最下位の危険性を考えないといかん状況は情けない」と断じた。
開幕カードで負傷した西岡が1軍復帰を果たし、ムードが変わりそうな感もあるが、小山、岡両氏共に「反攻のカギを握っているのは和田監督自身。ブレずに一貫性のある采配で選手を鼓舞してもらいたい」と話し、後半戦反攻のキーマンは和田監督であるとした。就任3年目の初夏。和田政権は最大の正念場に差しかかっている。
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