梅野が初回に3号2ラン
「阪神‐ヤクルト」(1日、倉敷)
阪神のルーキー・梅野が、初回猛攻の総仕上げとなる完ぺきな3号2ランを放った。
2点を追う初回、5点を奪って試合をひっくり返し、なおも1死一塁で打席に梅野。カウント1ボールからの2球目、真ん中へ甘く入ってきた120キロの変化球をフルスイングではじき返した。
打った瞬間にいったと分かるほど、完ぺきなアーチを左翼席へ描いた梅野。5月6日の中日戦以来、約2カ月ぶりの3号2ランに「積極的に打っていくことだけを心がけていた。それが良い結果につながったと思います」と話し、ベンチ前では笑顔でハイタッチをかわした。
チームとしても6月15日の西武戦で緒方が放った本塁打を最後に、7試合、15日間、一発がなかっただけに、勢いを生み出すアーチが飛び出した。