岩田が粘投、7回ゼロ封 阪神5割
「阪神1‐0ヤクルト」(2日、甲子園)
阪神が先発・岩田の粘投でヤクルトに競り勝って連勝、6月27日以来となる勝率5割に復帰した。
初回に敵失に乗じて2死二塁の好機をつくり、4番・ゴメスがヤクルト先発の石山からコンパクトなスイングで左前へ先制打を放った。
「(フルカウントから)最後のボールで、いつも自分が考えている“打てるボールを捉える”ということができたと思います。最近は先に相手が点を取ることが多かったので、先制打を打つことができてよかったよ」(ゴメス)
その後は追加点を奪えなかった阪神だが、岩田が得点圏に走者を進めても後続を粘り強く断ち、7回8安打無失点でゲームの主導権を握った。
阪神は八回を福原、九回は守護神・呉で締めて逃げ切った。岩田は5勝目で対ヤクルト3連勝。
まさに粘りの投球だ。三回2死満塁は山田を空振り三振に片付け、四回は無死二、三塁から連続三振を奪取。四球で2死満塁としたが、ここでも岩田は踏ん張り、石山を三ゴロに仕留めた。
勝ち投手の権利がかかる五回は1死二、三塁から4番・川端を見逃し三振、5番・雄平を二ゴロに打ち取った。
その後も梅野とのコンビで再三のピンチを切り抜け、7回を投げきって112球で降板。岩田はベンチで勝利を見届けた後、ナインから祝福を受けた。
「ランナーを毎回背負っていたので、そこが反省点です。アウトを1個1個取るつもりで投げました」
呉から受け取ったウイニングボールを「宝物です」と笑った岩田。最後はお立ち台の上からファンに「これからも身を引き締めて頑張ります」と力強く誓った。
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