「ＤｅＮＡ０‐３阪神」（５日、横浜）

　阪神が完封リレーで今季３度目の４連勝を決めた。先発の岩崎が７回５安打無失点。再三、走者を背負いながらも要所を締め、４月２４日以来となる３勝目をマークした。

　打線はモスコーソに苦戦。二回、五回と先頭打者が安打で出塁したが、いずれも併殺で好機をつぶすなど、無得点が続いた。

　だが、七回１死一塁からゴメスが中越え１４号２ランを放ち、均衡を破った。２‐０の八回には今成が右越え３号ソロを放ち、リードを広げた。

　八回を福原が無失点に抑え、九回からは抑えの呉昇桓が登板。１死満塁のピンチを招いたが、白崎を三振、グリエルを中飛に抑えて無失点で締めた。

　久々の白星をつかんだ岩崎は「チームが勝つだけで本当にうれしいんですが、自分に勝ちが付くとさらにうれしいです。自分にできることは目の前のバッターを打ち取ることだけだと思っているので、それに徹しました」と振り返っていた。