阪神が7年ぶり8連勝で2位浮上

8連勝をマークしタッチをかわす阪神ナイン=東京ドーム(撮影・園田高夫)
3枚

 「巨人5‐12阪神」(11日、東京ドーム)

 阪神が16安打12点の猛攻で完勝。7年ぶりの8連勝で、2位へと浮上した。

 初回2死一、二塁からマートンの中前適時打で1点を先制した。

 巨人はその裏、2死三塁で村田の中前適時打で同点。さらに1‐1の二回1死から阿部の右越え9号ソロで勝ち越した。

 阪神は1‐2の三回、1死一、二塁から鳥谷の二ゴロが挟殺プレーの併殺となる間に三塁走者の上本が本塁に生還し、同点。

 2‐2の六回は先頭の大和、鳥谷の連続安打で一、三塁とし、続くゴメスの左前適時打で1点を勝ち越し。なお無死一、二塁からマートンの左翼フェンス直撃の適時二塁打で1点を加えた。

 福留が倒れて1死二、三塁から代打・西岡の放った中堅への当たりは、巨人の「内野5人、外野2人シフト」の奇策を打ち破る2点二塁打となり、この回は計4点の勝ち越しに成功した。

 阪神は七回、2死一塁からゴメスが左中間席へ16号2ランを放ち、リードを6点に広げた。八回には梅野のソロで1点、九回には上本のソロなどで3点を加えてダメ押しした。

 阪神・西岡にとって東京ドームは、守備時に飛球を追って福留と交錯し、肋骨(ろっこつ)骨折などの重傷を負った3月30日以来の出場。その球場で復活の一打を放ち「ケガをしてまた戻ってこれることになった。一番の味方でいてくれた阪神ファンに感謝したい」とコメント。また、負傷したときに巨人ファンからも西岡コールが送られたことを振り返り「阪神ファンのみならず、巨人ファンの方々も僕の背中を支えてくれたことに感謝したい」と話していた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(阪神)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス