岩崎が打球直撃後逆転3ラン被弾で交代

2回、森野の打球を右足に受け治療のためベンチに戻る岩崎(右)=撮影・保田叔久
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 「中日‐阪神」(14日、ナゴド)

 先発した阪神・岩崎が右すねに打球を受けるアクシデントなどもあり、二回途中5失点でマウンドを降りた。

 初回を3者凡退に抑え、危なげない立ち上がりに思われた矢先だった。二回無死一塁から森野が放った痛烈なゴロが、岩崎の右すね付近を直撃。すぐさま二塁へ転送し、1死は取った後、治療のためいったんベンチへ下がった。

 再びマウンドに戻ってきたが、変化球が高めに浮くなど本来の制球力は影を潜めた。続く松井佑に浮いたスライダーを左翼線へはじき返され、1死二、三塁とピンチを拡大。藤井にも浮いたスライダーを完ぺきに捉えられ、左翼席へ逆転の3ランを被弾した。

 以降も投手の朝倉に安打を浴び、荒木に死球を与えた時点でベンチは交代を決断。だが代わった金田が谷に左翼線2点二塁打を許し、一挙5点を奪われてしまった。

 岩崎は今季12試合の登板のうち、中日戦が5試合目と一番機会の多いカード。前回登板(6月28日)でも7回を4安打1失点と好投していただけに、悔やまれる途中降板となった。

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