新井兄弟が連続タイムリー

6回阪神2死一、二塁、阪神・新井貴浩が中前に適時打を放つ=ナゴヤドーム(撮影・保田叔久)
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 「中日‐阪神」(15日、ナゴド)

 阪神の新井兄弟が六回に貴重な追加点を奪う連続タイムリーを放った。

 初回に3点を先行して以降、雄太の前にわずか2安打に封じられていた阪神打線。だが六回、2死からゴメスの四球、マートンの中前打で一、二塁の好機をつくった。ここで第3打席を迎えた新井。カウント1ボールからの2球目、128キロの変化球をうまく捉えると、打球は中前に弾んだ。

 二塁走者のゴメスが生還し、試合の流れを決定づける1点がスコアボードに刻まれ、なおも2死一、三塁。続く昇格後初スタメンの弟・良太が、追い込まれながらも変化球をしぶとく三遊間へはじき返し、左前適時打でダメ押しした。

 新井は7月1日・ヤクルト戦以来、11試合ぶりのスタメン。良太も6月14日の西武戦以来、1カ月ぶりの先発出場だった。対左投手対策で起用された2人がそろって、結果をたたき出した。

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