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岩田が8勝目、巨人を8回無失点

2014年7月21日

 巨人に勝利し喜ぶ阪神ナイン=甲子園

 巨人に勝利し喜ぶ阪神ナイン=甲子園

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7回、気迫の表情で投球する阪神・岩田=甲子園(撮影・保田叔久) 5回、ピンチを抑えグラブをたたいて喜ぶ阪神・岩田 稔=甲子園(撮影・保田叔久)

 阪神先発の岩田は初回からリズムよく投げた。連打を許さず、8回を5安打無失点で降板。九回は呉昇桓が無失点で締めた。呉昇桓は日韓通算300セーブを達成した。

 試合後、梅野とともにヒーローインタビューのお立ち台に上がった岩田。好投の要因を問われると「テンポよくいけたことと、梅野のリードですね」と振り返った。完封も狙えた内容だったが「先のことは考えずに、投げるイニングをしっかり、アウトを1つずつ取っていくことだけを考えました」という。春先は出遅れたものの、これでチームトップタイの8勝目となった。

 攻守で勝利に貢献した梅野は「岩田さんが頑張っていたので、先制点を取れれば岩田さんもリズムよく投げられると思いました。当たりはそんなによくなかったんですが、打ったコースがよかった。抜けてくれて“持ってるな”と思いました」と先制打を振り返っていた。

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