福留決めた!阪神サヨナラで50勝到達

延長10回、サヨナラ打を放ちガッツポーズする福留(撮影・棚橋慶太)
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 「阪神5‐4DeNA」(1日、甲子園)

 阪神がサヨナラ勝ちで、今季50勝目に到達した。延長十回、先頭の鳥谷の中前打で出塁。暴投で二進後、ゴメスは二ゴロで1死三塁。代打関本が敬遠で1死一、三塁から、福留が中前へはじき返した。

 甲子園球場が誕生から90周年を迎えた節目を劇的に飾った。歓喜のウオーターシャワーを浴びた福留はお立ち台で「寒いです。冷たい水をかけられたんで寒いです」と笑顔。7月22日の巨人戦でのサヨナラ弾に続く、今季2度目の劇的打となった。

 試合は4時間を越える熱戦となった。阪神先発の藤浪は0‐0の二回、無死一塁からバルディリスに左中間席への2ランを浴び、2点の先制を許した。その後も無死一、三塁のピンチを背負ったが、井納、荒波、石川、そして三回の梶谷、ブランコ、筒香、さらに四回のバルディリスと7者連続三振に仕留めた。

 阪神投手の7者連続奪三振は、小山、村山、江夏、能見に並ぶ球団タイ記録となった。

 阪神は0‐2の二回、1死から上本の中前への打球を中堅・荒波が前進捕球できずに後逸。記録は三塁打となった。この1死三塁から今成の中前適時打で1点を返した。鳥谷二ゴロで2死二塁となり、続くゴメスの右前適時打で同点とした。

 続く四回は1死二、三塁から藤浪が中前へ勝ち越しの2点適時打を放った。

 DeNAは2‐4の六回、1死満塁から代打・金城の二ゴロの間に1点を返した。さらに七回は1死二塁からブランコの左前適時打で4‐4の同点に追いついた。

 結局、藤浪は7回11安打10奪三振の4失点で降板。勝ち負けはつかなかった。その後は福原、呉昇桓とつなぎ、4番手の榎田が2勝目。

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