“開幕10失点バッテリー”で虎連勝
「阪神5‐4広島」(9日、京セラ)
阪神先発の能見が7回5安打1失点の好投。5月24日・ソフトバンク戦(ヤフオク)以来の白星となる6勝目を挙げた。
試合後は、好リードで貢献した清水とともにヒーローインタビューのお立ち台へ。能見は、今季開幕戦の3月28日・巨人戦(東京ド)で清水とバッテリーを組み、10失点(4回2/3)したことに触れ「なぜか清水のせいになっていたので、本当に申し訳ないと思っていた。日ごろからコミュニケーションを取っているので、僕のいいところを引き出してくれたと思う」と話した。
久々の白星については「迷惑をかけてばっかりだったので、チームも勝ってくれたし、僕も勝ちが付いたのでよかった。先に点を取られることが多かった。そのへんが敗因だったと思う。きょうは粘り強く投げられた」と振り返った。
清水は「能見さんときょうバッテリーを組むことになったんで、必ず勝ちたいと思って臨みました」と満足げに笑みを浮かべた。
四回には清水、能見の連続適時打で貴重な追加点もたたき出した。“開幕バッテリー”の攻守にわたる活躍が、チームに連勝をもたらした。