阪神が逆転勝ちで首位Gと0・5差

力投する阪神 ランディ・メッセンジャー=東京ドーム(撮影・棚橋慶太)
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 「巨人3‐4阪神」(12日、東京ド)

 阪神がメッセンジャーの投打にわたる活躍で逆転勝ちし、首位巨人との差を0・5差に縮めた。

 1点を追う三回2死無走者から、俊介が巨人戦では自身初で、自身3年ぶりとなる本塁打を左翼席に運んで、同点に追い付いた。五回には、先頭のメッセンジャーが二塁打で出塁すると、さらに1死二、三塁となってから鳥谷の右犠飛で勝ち越した。

 六回には、メッセンジャーが1死満塁から中堅への2点適時打を放って、リードを3点に広げた。

 6回2失点のメッセンジャーが4年連続となる2桁10勝目。九回を3者連続三振で締めた呉昇桓は28Sとなり、外国人選手として球団新記録となった。

 ヒーローのメッセンジャーは「最高の気分。自分の手で自分のピッチングを楽にできてよかった。自分の仕事をきっちりと続けて優勝したい」と話した。

 巨人は初回に阿部の右前適時打で先制も、先発の杉内が六回途中で4失点KO。六回に高橋由の左前適時打で2点差と迫り、なおも無死満塁だったが、メッセンジャーの前に3連続三振でチャンスを逸した。

 八回村田に14号ソロが飛び出し、1点差としたが、反撃もそこまでだった。

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