阪神勝ち越し 上本が満塁一掃の二塁打
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「DeNA‐阪神」(15日、横浜)
ここ数試合、調子を崩していた阪神・上本が、同点の八回2死満塁から勝ち越しとなる走者一掃の左中間3点二塁打を放った。
2死から伊藤隼が右前打で出塁し、代打・新井良が四球でつないだ。代打・関本も左前打を放って満塁とすると、上本がカウント1ボールからの2球目、甘い142キロの直球をフルスイング。打球は逆風にも負けず左中間フェンスを直撃し、一気に3者が生還した。
前カードの巨人戦では11打数1安打と精彩を欠き、打率は・280を割り込んだ。蓄積疲労や、1シーズンをフルで戦った経験がないことからその状態が危ぶまれていたが、三回にも左中間へ二塁打を放つなど、復調への兆しを示した。