ゴメスが九回決勝26号2ラン
「DeNA4‐6阪神」(24日、横浜)
阪神は4‐4の九回、先頭の鳥谷が一塁内野安打で出て、続くゴメスが左翼席上段へ26号2ランを放って勝ち越した。
前日(23日)は4打数無安打に終わり、1点リードの九回には自らのエラー後、ブランコのサヨナラ2ランを浴びた。ゴメスはヒーローインタビューで「昨日は過去のこと。今日は新しい試合なので、一生懸命チームのために貢献しようと思いプレーしました」と話した。この日の3打点を加え、今季107打点でタイトルは濃厚だが、「自分のことより、チームに貢献し、打席に立つ度に頑張りたい」と話し、雨の中で声援を送るファンへ手を振って応えた。
3位・阪神はこの日ヤクルトに敗れた2位・広島とのゲーム差を1・5に縮めた。初回はゴメスの左前適時打で先制。1‐1の三回は1死満塁から併殺崩れの間に1点を勝ち越し。五回は1死一塁から鳥谷の中前打と中堅・桑原のエラーで3点目。さらに2死三塁から黒羽根の捕逸でこの回2点を加えた。
先発・能見は5回2/3を8安打3失点。5番手・福原が3勝目(5敗)。呉昇桓が36セーブ目(1勝4敗)を挙げた。
DeNAは0‐1の二回、筒香が右中越えに19号ソロ。1‐4の六回はブランコの中前2点適時打で1点差。七回は梶谷の遊ゴロ野選で同点に追いついたが、九回に勝ち越された。先発・山口は山口は5回4失点。5番手・三上が4敗目(1勝19S)。