阪神 強打炸裂!29年ぶりVへ先勝

初戦を制し、ナインを迎える阪神・和田豊監督(中)=甲子園球場(撮影・西岡 正)
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 「日本シリーズ第1戦、阪神6-2ソフトバンク」(25日、甲子園)

 阪神が強打で先勝した。2003年第6戦から続いていた連敗を6で止め、和田監督が新人だった1985年以来となる29年ぶりの日本一へ、好スタートを切った。

 ゴメスが四回1死二塁から貴重な先制二塁打。真ん中高め144キロの直球をきれいに捉えると、打球は左翼の頭上を越えてワンバウンドでフェンスに跳ね返った。

 ビッグイニングは、1点リードの五回だ。2死満塁からゴメスが三遊間を破る左前2点打で貴重な追加点をたたき出すと、なおも2死一、二塁から続くマートンも137キロの甘く入ったカットボールを完ぺきに捉えた。

 GM砲の連続適時打で、昨年まで4シーズン阪神に在籍したソフトバンク先発・スタンリッジをマウンドから引きずり降ろした。

 続く福留も2番手・森福の外角直球を2死二塁から左中越え二塁打し、6点目をたたき出した。

 六回、七回に1点ずつ失ったものの、阪神の先発・メッセンジャーは7回2失点と先発の役割を果たし、2番手の福原は八回を三者凡退に。九回も呉昇桓が3人で締めた。

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