阪神がキャンプ打ち上げ、MVPに鳥谷
「阪神春季キャンプ」(25日、宜野座)
阪神は25日、沖縄・宜野座での春季キャンプを打ち上げた。
午後1時すぎ、宜野座村野球場ですべての練習を終えたナイン、首脳陣、スタッフらが円になり、選手会長の上本があいさつ。「今年は(球団創設)80周年です。最後に思い切り喜べるよう、甲子園に帰って頑張ってきます」と、キャンプを支えた現地スタッフらに感謝とともに優勝を誓った。
和田豊監督(52)が選ぶ今キャンプのMVPには、鳥谷敬内野手(33)が選出された。オフに海外FA権を行使し、残留した鳥谷だが、そのリーダーシップがあらためて指揮官から評価された形となった。
また、今キャンプの観客数が、25日間で6万7800人だったことも発表された。5万6500人だった昨年(2月1日から26日)より1万1300人上回った。
チームは今後、練習試合、オープン戦を経て3月27日の開幕戦(対中日・京セラ)を迎える。