藤浪 西武・森と初対決で左飛
「オープン戦、阪神4-0西武」(6日、甲子園)
阪神・藤浪が六回から登板。3回を投げて3三振を奪い、2安打無失点に抑えた。七回には大阪桐蔭時代にバッテリーを組んだ西武・森とプロ入り後初対決し、左飛に仕留めた。
七回、先頭の山川を見逃し三振に仕留め、打席に森。かつての相棒の顔を見るとエンジン全開となった。
初球は153キロ、2球目は自己最速タイ157キロの剛速球で空振り。甲子園がどよめいた。
3球目の157キロはファウル。4球目も157キロの速球で攻め、左翼線際への左飛に打ち取った。
高校時代、甲子園春夏連覇に大きく貢献した黄金バッテリー。藤浪が1学年下の後輩を相手に、全球直球勝負で先輩としての貫禄を見せつけた。
大阪桐蔭の先輩・浅村、中村もスタメン出場していたが途中交代。藤浪と対戦することはなかった。