ゴメスが練習試合で“対外試合1号”
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「練習試合、ヤクルト-阪神」(18日、神宮)
来日2年目の阪神のマウロ・ゴメス内野手が、対外試合で今年初となる本塁打を放った。二回先頭で打席に立ち、ヤクルトの先発・石山の2球目をフルスイング。打球を左翼スタンドの最前列に運んだ。
昨季のセ・リーグ打点王は1月末に母国ドミニカでパスポートの盗難に遭い、来日が遅れた。ドタバタでキャンプをスタートし、左脇腹を痛めるなどスロー調整を余儀なくされたが、15日のオープン戦・DeNA戦(横浜)で実戦復帰。即適時打を放ち、首脳陣を安心させた。
主軸が免除された16日の指名練習にも志願参加し、開幕へ向けて調整のピッチを上げてきた助っ人の15年第1号。この日は無観客で行われたため虎党の大歓声を浴びることはなかったが、ベンチでナインに出迎えられると、笑顔で祝福にこたえた。