「阪神１０－８中日」（２９日、京セラ）

　阪神・福留孝介外野手が、逆転のメモリアル弾で勝利に貢献した。ゴメスの２ランで１点差に迫って迎えた四回無死一塁の打席で、中日先発・八木の真ん中へ入ってきた直球を捉え、バックスクリーンへと運ぶ逆転２ラン。これが日米通算２５０号弾となった。

　試合後のヒーローインタビュー一問一答は次のとおり。

　－ゲームの流れとしては、あれ以上ない一本になった。

　「次につなごうと思ってたんですけど、ゴメスが打ったので少しだけ刺激を受けまして、思いきっていきました」

　－手応えは。

　「ちょっとセンター寄りだったんで“頼む、届いてくれ”と思いましたけど、よかったです」

　－日米通算２５０号となった。その数については。

　「よく分かんないです」

　－ここまでの２５０本を振り返って。

　「ホームランバッターではないので、狙ってないですけど、大事な開幕３連戦で記念のホームランが打てたのはすごくうれしいですね」

　－阪神はセ・リーグで唯一、開幕から３連勝となった。

　「２日間（開幕戦、２戦目）は点が取れずにっていう形でしたが。きょうは取られましたけど、点を取りましたのでよかったです」

　－これからどんな戦いを。

　「一つ一つしっかりと戦って、（球場に）来られている皆さんに少しでもいいゲームが見せられるように頑張ります」

　－少し早いかもしれないが、今季の最終的な目標を。

　「早いですねえ（笑）。最後まで一番上にいられるように頑張ります」