藤浪、黒田の“男気エール”に応える
阪神・藤浪晋太郎投手(21)が28日、広島黒田から送られた“男気エール”に応えた。
「対戦することがあれば、試合として勝ちたいです。黒田さんに勝てるようにやっていきたいです」とリベンジを誓った。
25日の広島戦、バントの構えの黒田に対して、2球続けてすっぽ抜けた内角球を投じ、一触即発の乱闘騒ぎになっていた。試合後、藤浪は「バントをさせようと先に走り出してしまった。しっかり投げないまま走り出していてああいうボールになってしまいました」と神妙な表情で、反省の言葉を並べていた。
この騒動から2日後の前日27日に黒田は、「一生懸命戦う中で起こったこと。次の対戦があれば思い切って腕を振って投げてくればいい。僕は(死球を)頭に当ててしまったことがある。いろいろ経験してきた。それを乗り越えないと強くなれない」と自身の経験を踏まえて、藤浪へメッセージを送っていた。