【一問一答】藤浪プロ初完封
「阪神1-0巨人」(20日、甲子園)
阪神・藤浪が“伝統の一戦”で、記念すべきプロ初完封勝利を飾った。
序盤から150キロ台の直球が走り、カットボールなど変化球を効果的に交えて、巨人打線を翻ろうした。四回に2安打を許したが、それ以外は無安打。10三振を奪い、巨人打線を力でねじ伏せた。以下は藤浪の一問一答。
-ナイスピッチングでした!
「ありがとうございます!」
-3年目でのプロ初完封の味は。
「正直、自分自身でちょっとしびれました」
-しびれたのは、雨の降ってきた九回?
「そうですね。九回、マウンド上がる気満々でしたし、そこでしっかり、何とか粘りながら抑えられて本当に良かったと思います」
-巨人の大竹も良かった。気合は入った?
「相手のピッチャーの方もいいピッチャーなので、何とか粘ってと思ったのがいい結果に繋がったと思います」
-ピンチの場面では、自分にささやきかけるような行動をして、それから投げていたが…、何とささやいていた?
「自分自身ちょっと集中してて覚えてないので、ちょっと分からないんですけど…」
-今日、自分で一番手応えがあったのは?
「ストレートの感触も良かったですし、絶好調とは言わないですけど、何とかコーナーに投げ分けられたのがいいピッチングに繋がったと思います」
-前回は完投勝利。今回は完封勝利。やはり違う?
「そうですね。全然違いますし、点数取られないというのは気持ちいいですね
-チームの連敗をストップ。負けていたら借金最大というところから押し返した。
「何とか、チームがあまりいい雰囲気じゃない中で、粘って粘って、と思っていたので、チームの勝ちに貢献できて良かったと思います」
-いつかは完封できるとは思っていた?
「いつかできるかなと思ってたんで、それがたまたま今日だったかなと思います」
-スタンドのファンへ、初完封の喜びを。
「やっと3年目にして初完封できたんで、それはそれとして、しっかり次のピッチングにも繋げるようにしたいですし、明日は(ドラフト1位の)横山さんがしっかり投げてくれると思うんで、皆さん期待して下さい!」