阪神 9年ぶり交流戦連勝スタート

延長11回、サヨナラ2ランを放ち藤浪らに水をかけられる福留(撮影・棚橋慶太)
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 「交流戦、阪神2-0楽天」(27日、甲子園)

 阪神がサヨナラ勝ち。交流戦の連勝スタートは06年以来9年ぶり2回目となった。0-0で迎えた延長十一回、楽天の5番手・戸村に対して2死走者なしからゴメスが右前打で出塁。代走の俊介を一塁に置いて、福留が中堅左へフェンスぎりぎりのサヨナラ2ランを放った。

 ヒーローインタビューを受けた福留は「2アウトですし、有利なカウントだったので、なるようになれといきました。感触は良かったんですが、方向が左中間寄りだったんでどうかなと。甲子園の風に助けられました」と興奮気味に振り返った。

 阪神先発の藤浪は延長十回までを無失点に抑える好投。白星こそ延長十一回に登板した呉昇桓に付いたが、サヨナラ勝ちを呼び込む快投だった。

 それだけに福留も「晋太郎にすごく申し訳ない。晋太郎が頑張ってくれたから、こういうゲームができたんじゃないかなと思う」と話していた。

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