延長11回サヨナラ勝ち 通算5000勝

劇的なサヨナラでの通算5000勝達成にハイタッチでナインを迎える阪神・和田豊監督(中央)=甲子園
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 「交流戦、阪神4-3楽天」(28日、甲子園)

 阪神が延長十一回サヨナラ勝ちでカード3連勝。球団創設80周年シーズンでの通算5000勝を飾った。2死満塁で福留が戸村から押し出し四球を選んだ。

 阪神はこの回、2死から荒木が右前打で出て二盗に成功。マートン、ゴメスが連続四球で満塁とし、福留もカウント3-2から内角低め球を見極めて押し出しでのサヨナラ勝ちとなった。

 前夜(27日)のサヨナラ弾に続き、またも延長十一回でのサヨナラヒーローとなった福留は「(今日は四球で)恥ずかしい。できれば(前の打者が)決めてほしかった。(相手投手は同じ戸村)あっ、そうですか。あまり考えてなかった。(押し出しとなり)早く帰れると思った。(勝負強さの秘けつは)知りません。(チームは)いい流れできてる」と、浮かれることなく質問に答えた。

 2番・荒木は6打席全出塁の3打数3安打。福留から「今日は荒木の日です」とたたえられ「最高です。(最後は)とにかく出塁して回す。それだけ考えてました。(盗塁は)いけたらいくという感触で、セーフになって良かった。(全出塁に)長かったです。しっかり明日からもまた頑張りたい」と喜びを表した。

 和田監督は「(今日は)特に荒木。2番でいい仕事をしてくれた。6打席全部出て流れが来ましたし、よくやってくれた。(交流戦3連勝で)今日はより大事なゲームだったが、よく追い付いた。リリーフ陣が頑張った。(5000勝は)先輩が築き上げた勝ち星で一つ一つの積み重ねです」と話した。

 阪神は五回まで無安打だった打線が0-3の六回に先頭の鳥谷がチーム初安打となる左前打で出塁。荒木も中前打で続き、無死一、三塁からマートンの右犠飛で1点。なお2死一塁から福留の右線適時二塁打で1点差に迫った。八回には1死から福留が右中間二塁打を放ち、2死三塁から伊藤隼の右前適時打で同点に追い付いた。

 先発のサンティアゴは制球に苦しみ、初回に4安打を集められて2失点するなど、5回8安打3失点で降板。

 楽天は3連敗。初回、中川、後藤の適時打で2点を先制。五回は枡田の2号ソロで1点を追加したが、逆転された。先発・菊池は6回3安打2失点。

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