阪神、5割復帰で首位タイ浮上
「阪神4-2巨人」(22日、甲子園)
阪神が“天敵”ポレダから初回に先制点を奪って競り勝ち、連勝で勝率5割に復帰。この日、DeNAを破ったヤクルトと並び、首位に浮上した。巨人は2連敗で首位から3位に順位を落とした。
阪神は初回、鳥谷の左前打、ゴメス、マートンの連続四死球などで2死満塁とし、新井良の走者一掃となる中越え適時二塁打で3点を先制。六回にはドラフト3位・江越(駒大)の左越え2号ソロで追加点を奪った。
初回に走者一掃の二塁打を放った新井は「満塁でしたし、積極的にいこうと打席に入りました。なかなか結果を出せなかったですけど、チームの勝利に貢献できて良かったです」と、お立ち台で声を張り上げた。守っても、三回2死一、二塁のピンチで三遊間への強い当たりを横っ飛びで好捕。「はい、まあ…もっともっと練習して守備も頑張ります」と、照れながら話した。
江越は、プロ入り2号目アーチに「上がりすぎたんで必死に走っていましたが、風に助けられました」。21日に1軍へ再昇格したばかり。「結果も大事かもしれないですが、結果だけにとらわれず、必死になってアピールしたい」と、決意表明した。
先発の能見は変化球をうまく使い、6回を6安打4奪三振1失点。走者を出しながらも要所を締め、7勝目(9敗)を挙げた。能見は通算80勝で、下柳と並び球団15位の勝利数となった。
巨人はここまで阪神戦で4勝を挙げていた先発のポレダが、4回3失点で降板。3点を追う五回に井端が中前適時打、再び3点を追う七回には代打・堂上が右翼越え2号ソロを放ったが、2点差は縮まらず。原監督の57歳の誕生日を祝えなかった。
関連ニュース

編集者のオススメ記事
タイガース最新ニュース
もっとみる阪神・藤川監督 富田は「役割的には十分果たしてくれた」「安定しているブルペン陣がよく頑張ってくれた」【一問一答】
阪神・森下 新4番弾!広島・床田撃ちV2ラン 勝ち越された直後六回2死二塁「ああいう場面で打つのが仕事」
阪神 及川満塁火消し、強気の勝負で6球初星 石井回またぎで3年ぶり打席 藤川監督、執念采配で開幕2連勝
阪神・藤川監督 石井に打たせた意図「4番が打った。大切にしないと」執念タクトで2年ぶり開幕2連勝
阪神 前川&木浪で床田攻略口火 五回苦戦ムード払拭打 好返球で間一髪!ド迫力ヘッスラ生還
阪神・井上サヨナラ弾 延長十回3号2ラン、珍し平田2軍監督も絶賛「今日に限っては広大を褒めなあかんわ」
阪神ファンの予言殺到 「明日は大山がホームランを打つ!」 その根拠とは
元阪神・井川慶氏の眼 阪神の開幕2連勝に見えた藤川流のマネジメント「投手出身らしい起用」とは