阪神が逆転、今季最多1回6安打で6点
「中日-阪神」(28日、ナゴド)
阪神打線が2点を追う三回に今季最多の1イニング6安打を記録し、6得点を挙げ逆転した。1イニング6得点は、6月16日・日本ハム戦(甲子園)四回裏の7点以来、今季3回目となった。
先制された直後に逆転した。この回先頭の江越が四球を選ぶと、鶴岡が右前打。岩田の犠打で1死二、三塁と好機を広げた。続く鳥谷も四球を選んで満塁。ここで、上本が山井の甘い直球を逃さず、右前適時打とした。続く福留も変化球を右前適時打。2者連続で初球打ちと積極性を見せ、連続適時打で同点とした。
続くゴメスが凡退し、2死満塁からはマートンがインハイの変化球を左前へ2点適時打。今成が左前打で続いて再び満塁とすると、打者一巡で打席に立った江越が、中前へ2点適時打を放った。この回打者12人で6安打6得点を挙げ、山井をこの回でKOした。
勝ち越し打のマートンは「ボール気味の球だったけれども、いい所に落ちてくれてよかったよ」と振り返った。また、追加点をたたき出した江越も「浮いてきたボールは積極的にいこうと思って打席に入った。皆さんがつないでくれたチャンスだったので、自分もいい形でつなぐことができてよかったです」と話し、しっかり役割を果たした。
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