阪神、球団ワースト40年ぶりに更新

 5回、連打を浴びて逆転を許し、うつむく阪神・能見。左は鶴岡=東京ドーム
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 「巨人-阪神」(19日、東京ド)

 阪神が五回に球団ワーストとなる1イニング12失点を喫した。

 四回まで好投を続けた先発能見が、先頭の長野から4連打を浴びて1点差とされると、無死一、三塁で代打・井端に同点の左犠飛を許した。さらに1死二、三塁で片岡に勝ち越しの2点左前打を浴びて降板となった。

 2番手・歳内は打者3人に1安打2四球で1死も奪えず降板。3番手・山本も3安打を浴びるなど勢いを止められず、打者17人に球団ワーストタイとなる1イニング10安打を浴びた。

 1イニング最多失点の球団ワーストは、1975年8月26日・大洋戦(甲子園)の三回の11失点だったが、40年ぶりに更新。なお、プロ野球ワーストは09年6月11日・広島(対ロッテの六回)の15失点。

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